花色日記

ゲームや女性向けシチュエーションCDの感想ブログ ネタバレ注意です

クーロンズ・ゲート(九龍風水傳) 感想

今年の3月くらいから暇を見つけては少しずつプレイしていたクーロンズ・ゲートの感想です。

数年前ドロヘドロスレを覗いていた時「作者の林田先生がまた魔剣のときみたいにゲームのコミカライズをしてくれるならどのゲームがいいか語ろうぜ」という趣旨の書きこみで、クーロンズ・ゲートがほぼ満場一致でスレ住民に推されていたのがプレイしようと思ったきっかけです。改めて書くとなんじゃそりゃ…?という経緯ですが、私はドロヘドロを信仰レベルで愛しているのでご理解いただきたい。

 

いつもの通り攻略情報は一切ありません。感想のみですのでご了承ください。

ちなみに書籍関連には一切手を出していないので、その辺の情報を含めるとおかしなことを書いているかもしれません。

 

◆ゲームシステム

ある程度購入前に調べていた通り、ゲームバランスはおかしいです。嘘です。ゲームバランスおかしいです。

基本的な進め方は探索パート→ダンジョンパートを繰り返していく感じです。このタイプは緩急があって個人的には好きなシステムなんです…が、まず探索パートは、ゲームを進めるフラグを立てるのがすごく難しい。いや、お前がフラグやったんかい!みたいなモブ中のモブとの会話が次のフェイズへ進むフラグであることが多く、私のような要領の悪い人間は、攻略サイト様を利用しなければ確実に積んでいたと思います。

そしてダンジョンパートはめちゃくちゃ迷う。改めて後述しますが、特に2つ目のダンジョンで迷いに迷った挙句、よくわからないまま隠しキャラに遭遇して、もう発狂しそうでした。攻略サイトを見ながらでもこの有様ってどうかしてる、本当に。

 

ただこのゲームはダンジョンでのバトルがすごく画期的で、そこは非常に評価したいです。

ゲームの属性って基本、西洋に合わせての4大エレメントに+辺りが多いんですけど、クーロンズ・ゲートは属性が東洋の陰陽五行ベースなんですよね。水で相克状態を狙って戦うゲームなんて、めったにないんじゃないでしょうか。

私は占いでもなんでも西洋よりも東洋のほうが好きなので良かったのですが、西洋系を元にしたゲームに慣れていれば慣れているほど、この辺りはとっつきにくいのではないかと思います。ポケモンですら、土よりも水が強く陰陽五行とは矢印が逆ですし。初見だと木属性の鬼律(グイリー)に火を使っちゃう人とかすごく多そう。

 

レベルシステムがないので、常に一定の強さを保った敵が出てくるのですが、それも気を抜くとやられてしまう緊張感があって良かったです。序盤はかなり死にましたが、終盤になるとむしろバトルに慣れてきて、楽に敵を倒せるようになっていました。主人公の成長は感じられない分、自分の成長を感じられます。

だからこそダンジョンバトルに比べてアイテムバトルがしょっぱすぎる…。アイテムバトルっていわゆるボス戦なのに、普通にプレイしていると得られる情報が少なすぎて、攻略を見なければ使うアイテムがほとんどわかりません。でも逆に攻略を見てしまうと一撃で倒せてしまうので、ボス戦のわりには全く緊張感がなくなるという、ひどいバランス。

ただ、この年代くらいのゲームって、他のゲームも大体こんな感じの難易度だったような気がします。攻略本なしじゃ絶対無理なんだけど、子供だからそれすらもよく読まないし、頭脳もテクニックも足りないしで結局クリアできずじまいのゲームの数々を思い出しました。何度も言いますが、攻略サイト様がなかったら絶対に私はクリアできなかったので本当に感謝です。

 

ちなみにクーロンズ・ゲートは非常に酔いやすい画面移動だとよく聞きますが、私は全く酔うことはなかったです。普段はめちゃくちゃ酔いやすく、FPSゲームをプレイする時は本当に苦労するのですが、恐らくクーロンズ・ゲートは小さいPSPの画面でプレイしていたから酔わなかったのではないかと思います。これ、大画面だと確かにちょっとキツいかもしれません。

 

◆陰界

いつもならここで主要人物ごとに感想を入れたりするんですけど、このゲームはそこがメインなわけじゃないよなあ…と悩んだ結果、陰界の各街ごとの感想にすることにしました。それもこのゲームのメインだとは言い切れないんですけど、個人的にはこっちのほうがしっくりくるかな~と思います。

 

・龍城路(リュウジョウロ)

なんだかんだで一番好きです。やべーところに来てしまった感はあるものの、基本落ち着いてる街だしBGMも好き。

一番最初の街だったので戻ってくる度にリスポーン地点というか、実家のような安心感があった。ので、龍城路の半分が消えた時は自分でも驚くくらい動揺しました。このゲーム、クライマックスになるに連れて主要人物どんどん消えていくんですけど、それを真っ先に痛感しましたね。でもなんというか悲しい寂しいと言うよりも「ああこれが一期一会ってやつか…でも人生って本来そんなもんなんだよな…」となんとなく受け入れることができてしまうのもこのゲームの謎。

結構どの人物も好きなのですが、特に海老剥き屋の子供とぜんまい屋が好きでした。ぜんまい屋はこんな狂ったところですごい普通の人って感じで逆に素性が気になる。海老剥き屋の子供はあれ何歳なんですかね…?あの達観具合は仙人か何か?

ちなみにクーロンズ・ゲートで一番好きなBGMは、ここの胡同(フートン)の庇利路(バイレイロード)のBGMです。うう~ん中華~って感じがしてすごく好き。

 

・九龍フロント(クーロンフロント)

クーロンという名前からも察する通り、クーロンズ・ゲートのいわゆるメインの街で、一番長く滞在したと思うんですけど、いつまでたっても慣れないし、あまり長くいたくはない街でした。どの街もクソ治安悪そうなのは変わらないんですけど、それでも他の町に比べると、どこの路地を歩いていても誰かに見られているような気がして落ち着かないのはこの街だけでした。その演出は恐らく製作側の意図だと思われるので、そこがすごい。

ありとあらゆる要素をむちゃくちゃに包括していて、ほんの少し路地を歩けば一瞬で街の雰囲気がガラッと変わっていくのが不思議な感じでした。

人が多い街なだけあって好きな人物は多かったです。案内屋の前にいた2人組の路人が好きだったのに、わりと早い段階で洗脳されてほぼ妄人(ワンニン)になってしまって残念でした。「見張ってなんかないさ」の人。

あとはリッチとゲームキッズが好きだったのですが、二人ともどうにもならん状況になってしまってこれまた残念。茸売りはひょうひょうと生きている感じで台詞も好きでしたが、終盤果たして大丈夫だったんだろうか…。

 

・龍津路(リュウシンロ)

ここの道具屋が言っていた通り、比較的善良な人が多い街だなと感じました。確かにいなくなった小黒(シャオヘイ)だけではなく、超よそ者の主人公のことまでみんな心配してくれていたように思います。理由は「ここは芸術の街だから」とのこと。なるほど。

天堂劇場(ティントンシアター)は2つ目の胡同ですが、1つめの重慶花園(チョンキンガーデン)の時に比べてダンジョン探索が一気に面倒くさくなって発狂しそうでした。でかいし迷うしBGM淡々としてるし。後に4つ目の胡同の維多利亜大廈(ビクトリアマンション)が大きいわりには意外と迷わなかったことから、このゲームでの迷いやすさは、いかに小さい部屋が多いか否かだと言うことに気がつきました。

小部屋がたくさんあればあるほど、自分が今いる位置と通ってきたルートが把握しやすいのですが、大部屋ばかりだとすごく把握しづらい。維多利亜大廈はマンションの名の通り小部屋ばかりでしたが、天堂劇場はこれまた劇場の名の通り大部屋ばかりだったのでこんなにも迷ってしまったのではないかと思います。本当、案内役がハニー・レディみたいな色気たっぷりのお姉さんじゃなかったらモチベーションは保てなかったと思う。

プロマイド屋がどの娘に興味があるかしきりに聞いてくる上に、こっちの話はほとんど聞かず踊り子の過去の話ばかり勝手に語ってくるのが、なんかリアルでもこういう人いるよな~って言い知れぬ恐怖を感じました。

 

清朝(シンチョウ)

なんかバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなノリでタイムスリップさせられると思ったら、かなりオマージュされてたんですね。声優さんどころか、BGMまで合わせていたらしくびっくりしました。そしてこのBGM、TV見てると結構使われてたりして二度びっくり。

まさかタイムスリップするとは…それも清の時代までさかのぼるなんて、とんでも設定だなあ…と最初は思っていたのですが、もうここまできたらなんでもあり過ぎて全然受け入れられます。むしろ、清時代の建物や雰囲気まで堪能できてやったーという感じ。本来の時代がギラギラした装飾が多い街だからこそ、少し色あせたセピアの空や建物が物悲しい雰囲気で、これもまたいいよなあと思います。

 

・西城路(サイジョウロ)

現在この街にまともに行く手段がないという閉ざされた街なのに、川があるおかげなのかなんとなく開放感を感じる。でも水は多分汚い。

虫屋とか貝殻屋とか蛇屋とか、なんか今の時代でいうところのサブカルおしゃれっぽい(偏見)店が多いな~と感じました。特に貝殻屋ってロマンティックでいいな。でもなぜかナチュラルにモルグがある。

正直本当にマジでどこの街にも住みたくはないんですけど、もしクーロンズ・ゲートの街のどれかひとつに住まなければならなくなったとしたら、自分はここを選ぶかな。なんとなく好みなだけであまり理由はないんですけど。

住民の主人公に対する友好度は良くもなく悪くもなくって感じですが、ベトナム人のグエンが街の住民に受け入れられてるのを見ると、そこまで治安が悪い街でもなさそう。

ちなみにここの胡同の気海も難易度的には別に易しくもなく難しくもなくって感じでしたが、キャプテン号の話は声優さんの語り口が落ち着いてるせいか、思わずどれも聞き入ってしまいました。

 

・大井路(オオイロ)

リアルで考えると一番行きたくない街。医療系の街なのに衛生面が非常に悪そうなところが生理的嫌悪を催します。もちろん、褒めてます。

住人達もめちゃくちゃ非協力的なわけではないですが、それでも全然優しくないし。敵側のお膝元の街だからというのもあるのでしょうか、なんか他の町より陰鬱としてるのは患者が多そうな雰囲気だからかな?

この町をホラーっぽくしようという意図は製作側になさそうなのに、オルゴール屋から闇鍋屋をはじめとする店のラインナップから妖精さんに至るまで何もかもがおぞましいので、やっぱり医療ってホラーと相性いいんだなあと思いました。「痛みに効くのはオルゴール」という思考が、わかるけどわからない。一番狂っている街だと思います。

龍津路で記述した通り維多利亜大廈は、広いけれど思ったほどしんどくはなかったです。ここまでくると流石に慣れてきたのもあるでしょうが…。案内役のバンブージーが維多利亜大廈のことを熟知している理由が、昔自分が建築に携わっていたからというのがちょっと物悲しい。ハニー・レディも昔の劇場のほうが好きだったと言っていましたが、自分にとって思い入れのある場所が廃れてダンジョン化していて、その案内をあろうことが自分がしているって考えるとちょっとクるものがありますね。

 

・上海(シャンハイ)

まさかの二度目のタイムスリップ。調べたら主人公は1850年の清、1920年の上海、1997年の香港と三つの時代を行き来したことになるみたいなんですけど、どれも選ぶ年代としてバランスがいいなと感じます。

そして清の時に比べると全体的な鮮やかさは増えているんですけど、それでも香港に比べるとまだまだ寂しく、なんというか終わってしまった場所というか過ぎ去ってしまった場所感が常に漂っているのがとても好きです。本当に過去に来たんだな。

昔サンリオタイムネットというクソゲームがありまして、当時子供だった私は死ぬほどプレイしたんですけど、その過去編をプレイしている時に近い感じがありました。今サンリオタイムネットの話をしてもどうしようもないので、この辺でやめときますけど、私その影響で時間の流れを感じるゲームが今もすごく好きなんですよね。

それはさておき、打って変わって宮殿内はとんでもないことになっていて、ここ多分このゲームをプレイしていて一番びっくりしたところかもしれません。エッシャーのだまし絵をまさかゲームのダンジョン内で見ることができるとは…。

完全ノータッチでしたが、ここにきて季弘(リー・ホン)が重要人物であることが判明し、しかも言ってることがやっぱり物悲しくて心に残りました。ここで香港に戻ってもヤバいですけど、多分ここにいたってどっちにしろヤバいだろうに。

 

・妄人路(ワンニンロ)

最後のダンジョン。まずとにかくBGMが好きです。どいつもこいつも冷静に見るとやべーことになってるのに、それでもなんか深刻に感じないのはこのBGMのせいもあると思います。このBGMも、よくTVで使われてたりしますよね。死んだと思ってた張魯(チャン・リン)兄弟が妄人になってたのは良いのか悪いのか…。そもそも、なんでこいつら生きてるんだろうって思って調べたら、タイムスリップから現代に帰ってくる時、本来の時刻の少し前に戻ったせいで未来が変わっちゃったんですね。気付かなかった~。

妄人の中では、携帯電話男の狂い方が妙なリアル感あって一番好きです。あと、ここの端末男の端末を使用した時の演出も、クライマックス感あって好きでした。

個人的には妄人路を抜けた先の妄人中心がすごく好みな雰囲気だったので、この時の一瞬だけしか行けない場所なのがもったいねーと思いました。もっとよく探索したかった。

 

◆ストーリー

これストーリー語る意味あるかな…?そういうゲームじゃないよね?続編ある前提の話なのにそれも頓挫してるし…とは思いますが一応。

 

主人公は陰界にて四神獣の見立てをするのが目的、というのは真っ先に提示されるのですが、その肝心の四神獣の見立てって何?どうやったらいいの?そういうアイテムを探すゲームかな?と思っていたら、まさかの選ばれた人間をそのまま四神獣にするという人柱の話でもうドン引きですよ?

しかも自分の人柱の運命を受け入れている人と全然受け入れられてない人の差が激しい上に、普通に人柱になるのに抵抗してた人も、なんやかんやで結局人柱になっちゃうので本当ドン引き。

 

そしてプレイしていてびっくりするほど誰の命も救えない。ギリギリ主人公が救えたのって最初の鏡屋とグエンくらいだった気がする。

そもそも主人公の目的はただの点検&調整みたいなものだし、戦うのが目的ではないので、こちらから敵に攻撃をしかける機会がほぼない。基本、相手の意図を阻止するために動くので、その分後手後手って感じで全然爽快感を得られない。そして敵も敵でそんなに上手いこと立ち回ってるかと言われればそうでもないのに、なぜかみんな死ぬ。敵味方含めてみんな死ぬ。

まあ、こういうゲームってヒロインさえ助かればそれでいいんだよ的なところはあるけど、ヒロインすら人柱で最終的に死ぬし。なんでヒロインどころか小鳥の一匹さえ救えないんだよ!

 

でも演出として決めるところはしっかり決めてくるのは、本当にすごいなと思います。最終バトルの前にオープニング曲が初めて作中で流れて、ゴゴゴゴゴって周囲の建物とかがとんでもない状況になったところに、バーンってラスボスが出てくるのなんて、もう最高に熱かったし思わずうおおおおおって叫んでしまったほど。

そこに至るまでの終盤の流れもまさにクライマックスって感じの怒涛の展開で良かったし、終盤より少し前に老人中心を爆竹で吹っ飛ばした時なんかはやったぜ。って感じで素直にテンション上がって気持ち良さもあり、同時に犠牲になった扉男に対する切なさもありって感じで、ここのシーンもすごく好きでした。

 

ラスボスも話通じないタイプではなく、むしろずっと主人公に痛メール送り続けてきたところがなんか人間ぽくて、で挙句の果てには最終的に「君は私の生まれ変わりじゃないかと思う」とか言い出すのがうわー…(ドン引き)って感じで好きです。でも終盤の妄人パンデミックを見てると、確かに主人公があまりにもなんともなさ過ぎるのが逆に怖くて、ラスボスと表裏一体の存在と言われても正直わからんではない…と思いました。この状況でなぜ生きている…!?

 

今の、主人公が独りでぶらぶらしてるゲームシステムも十分好きなのですが、終盤に玄機(シャン・ジー)と行動することになってからは、こいつ解説役としてめちゃくちゃ優秀だったので、序盤から玄機を主人公のパートナーポジにおいてたら次に取るべき行動とかわかりやすくなって、もう少し難易度が低くなったのでは…と思います。ただしコミカル成分が増える分、今の陰鬱とした雰囲気は少なくなってしまうでしょうが…。

 

ラストの、ヒロインが小黒から暁梅(シャオメイ)に切り替わったのも個人的にはめちゃくちゃ好きな展開なのですが、それ故に続編が流れてしまったのが悔やまれます。陽界は知らんけど陰界はあれ復興不可能なのではないか…?

 

◆総評

非常に人を選ぶゲームで、でも好きな人は熱狂的に好きになる系のゲームって、やっぱりハマるかハマれないかが私もはっきり分かれるんですが、このゲームはまあ事前に調べた時からそうなるだろうなと思っていたけどめちゃくちゃ好きです。今までプレイした好きなゲームの5本指に入るくらい、好きになってしまいました。

でも全然他人に薦められないです。当たり前だよなぁ?人に薦められないからこそ、とりあえずここで自分のこのゲームに対する熱い想いをいったんぶちまけとこうと思って書き始めたら、やっぱりクソ長い記事になってしまいました。

 

雰囲気も人物造形も、残酷なのかなんなのかよくわからないストーリーも全部好きなのですが、特にどこが一番好きかと言われると人物同士の淡々とした会話かなと思います。

このゲーム結構いろいろ行ったりやったりしてるけど恐らく全部たった1日ちょっとの出来事だし、1日で誰かと親睦を深めようもないし、実際みんな主人公と全然親しくない。にもかかわらず「よう、俺だよ」とか「あんた、いよいよだね。しっかりやるんだよ」とかなぜか知ったふうな口で話しかけられることが多く、それが妙に心地良いのが不思議で、でもとても好きでした。このわけのわからん独特の距離感って、なかなか味わえない気がします。

 

雰囲気と言えば最初にきっかけとして挙げたドロヘドロとの類似点ですが、中華な雰囲気やファンタジーな世界観、グロ要素に惜しげもなく狂ったキャラ(性格も造形も含めて)が出てくるのはもう言わずもがなって感じなんですけど。

さらに個人的には、小黒があんな露出度高い格好で色んなところをうろうろしていても、命に関する心配は聞いても性的なことに関する心配は誰もしていないところが気になりました。いや15禁なんでそりゃ過激な性描写は入れられないんですけど、でも少しくらい直接的な暴行までいかなくてもこう…におわす発言とかあるだろ?小黒かわいいしスタイルいいしヒロインやぞ?と思うんですけどびっくりするほどない。

ただ、男女関係なく生命の危機は非常に感じる。ものすごく感じる。もう性的なこととか感じる間もなく、老若男女問わず常に命の危機が迫ってる。しかも死ぬとしたら無駄に残酷に死ぬ可能性が高い。勘弁して。

実際みんな嘘みたいに死ぬんだけど、貞操の危機はあまり感じないところが個人的にかなりドロヘドロとの親和性を感じたところでした。

 


 

ARTDINK BEST CHOICE クーロンズ・ゲート-九龍風水傅-

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